平成27年5月26日に「空き家対策特別措置法」が施行されて、空き家問題が社会的課題の一つとして多くの人たちに浸透してきたことで、空き家をどうしたらよいかなどの相談が増えてきました。

そもそも、具体的に空き家の何が問題なのか?リスクはなにか?といったことはなかなか知らないという方も多いかと思いますので、今回は空き家の何が問題なのかをまとめたいと思います。

【空き家による問題点とリスク】

①建物の老朽化・・・人が暮らしていない住まいは老朽化しやすい

②衛生上、景観上の影響・・・雑草などの繁殖で、周囲の街並み景観を乱す恐れがある

③不法侵入などによる治安の悪化・・・粗大ごみ等の不法投棄を招きやすくなる

④生命・身体への被害のおそれ →例)天災(地震や台風など)や老朽化による倒壊、飛散、脱落による被害

このように、空き家を持つオーナーにとって重要ですぐ対策が必要なほど緊急性を含んでいるのです。

次回、空き家対策としてどのようなことが必要なのかお話しします。

現在、台風が日本に接近中ですので気を付けてください。